日本電子株式会社(JEOL)という会社のYouTube公式チャンネル用の動画素材を作りました。
こちらは電子顕微鏡をはじめとした精密機器や理科学機器の設計、製造、販売、保守を行う企業でして、どうしても専門的なちょっとお硬い動画が主になるので、今作のような絵本や紙芝居風のストーリーのあるアニメーション動画を作ることになったようです。アニメーションといっても人物の表情や手足などが部分がクキクキ動く程度のもので、ほんわかしたやっぱり紙芝居風の動画ですね。
ある電子顕微鏡がある研究チームの一員になり共に働いて、やがて経年劣化やモデルチェンジなどでチームを去るというストーリーですね。「一生」ではなく「半生」となっているのは優良中古品は工場で再生されるそうで、一度回収された機器もまた別の職場で新たな人生が始まるという含みですね。画像だけで見るとなんちゃないですけど、ナレーションやBGMが入るとなかなかのほんわか切ない動画となっております。
3年ぐらい前のお仕事ですけど、公開当時は同チャンネル内でトップの再生回数を出したということで褒めていただきました。その後もう一本“生化学自動分析装置『ぼくの半生』”という動画でも動画素材担当させていただきましたね。