同和問題、そして職業差別、男女差別、その他諸々の日常差別に関して理解と認識を深めようという主旨の冊子ですね。その表紙と本文カット一部です。
私は生まれも育ちも九州、福岡の人間なのですが、聞く所によると九州は男尊女卑の思想が根強いそうですね。自分ではよく分かりませんけど・・・。このカットにもありますが、そういえば子供の頃から「男なんだから」「女のくせに」みたいな台詞をたくさん聞いた気がします。日常でも何か集まり事があったら、大概の男連中は飲んで食うだけで、女性が後ろに下がって甲斐甲斐しく給仕する姿を何の違和感もなく見てきたような気がします。あと、“妻”のことを“嫁”と言う人が多いです。この“嫁”の漢字を見ればわかりますが、今の世からすればちょっと差別的な意味合いが大きいですわね。
──正直、こういうのは九州だけに限った事でもないと思うのですが・・・さて、どうなんでしょうか?