島田洋七氏のベストセラー「佐賀のがばいばあちゃん」の本屋さんの店頭ポップ用のイラストですね。残念ながら、ボツになってしまって実際は使われていませんが。
店頭ポップというのは、「今売れてます!」とか「○○万部!ベストセラー!」とか売り場のあっちこっちにある看板というか広告ですね。大きなものから小さなもの、出版社が製作した写真入りの立派なヤツだったり、お店の人が手描きで書いた素朴なモノだったり、色々あります。
たぶん、どこかの地元本屋さんに置くものだったのでしょうね。依頼を受けて、とにかく“がばいばあちゃん”らしき人を描きました。
この絵のタッチは個人的にはけっこう好きです。本家の装丁画にちょっと似た感じのタッチになりましたが、特に意識して真似たつもりはなかったように記憶しています。まー、件の本は読んでないですけどこういうイメージだったのでしょうね。私の中の“がばいばあちゃん”も。