「はやかけん」という福岡地下鉄パスの広告用に描いたカットですね。
言うまでもないっくらい有名な、Adobe Illustrator(アドビ・イラストレーター)というドローソフトを使って作成してます。
よく、ペイント系ソフトで描いたスミ線画像をこのソフトでパスデータに変換して、色着けしたりするのですが、これは純粋にIllustratorだけで作ったものです。・・・いや、そんなこと威張って言うほどのことじゃないんですけど(笑)
と、言うのも私、実はこのIllustratorが昔っから苦手でしてね〜、どうしてもパスのポイントをチクチク打って繋いで絵を描く感覚に馴染めなくって。もう肩が凝って指が凝って頭が凝って、気が狂いそうになってました。バージョン8とか10の時代ですかね、あれからどんどんバージョンも上がって今使ってるのはCS5(バージョン15)ですが、格段に使い易くなりましたね〜、いや、ずいぶん助かってますわ。
巷では最近のは無駄な機能がどんどん付加されてるだけで、ソフトとしての安定性は落ちてる、なんていう意見もチラホラ目にしますが、自分としては今のところは大きな不満はありませんね。デザインとかやってる方にとっては、使わない機能てんこ盛りな印象でしょうけど、絵を描く立場にしてみれば、すいぶんと直感的な操作が出来るようになってきた印象です。数年前、アドビがライバルのマクロメディアを買収して競合ソフトの技術を取り入れたおかげでしょうかね?
言われてみれば、確かにこりゃ一生使わんだろうな〜という機能もあることはあるんですけど、安定性に関しては特に不満はない感じです。某ペイント系ソフトの不安定さに比べれば・・・。ま、ペイント系のソフトが不安定なのは、データの種類や扱い的にある程度しょうがないのかなー、とは思いますけどね。