ちょっと前に休刊になった北九州発行の地元情報誌「083」でいくつかイラストマップの仕事を頂いてました。
その号の特集に関連した場所のマップで、ほとんど北九州市や近郊の山口県あたりのマップが多かったですかね。さて、こういうイラストマップ制作において、ほぼ必須なのが、目的地や主な目印なんかの場所に印と文字を入れ込んで行く作業で、我々はこれを「点打ち」と呼んでますが、如何にこの点打ちを漏れなく入れ込むか、これが多ければ多いほど精力を注ぐ作業となります。地図や原稿とにらめっこしながら一心不乱に点や文字を打ち込んでいると、自分がイラストレーターだという意識はどんどん飛んで、マップレーターかマップイストかマッパー(意味不明)にでもなってしまった気分になります。
このお仕事なんか、ちょっとその臭いがしますね。うーむ、御苦労さん、と描いた当時の自分に言いたくなります。